2010年8月17日火曜日

Zabbix 1.8.3について

Zabbix 1.8.3がリリースされましたね。
http://www.zabbix.com/rn1.8.3.php

RC版からちょこちょこ検証していたので、今回は1.8.3正式後、すぐにRPMを作成して検証環境に導入してみました。

あまり細かな検証ができる環境ではなかったのですが、特に問題が無さそうだったので、一部の監視環境を1.8.2から1.8.3に更新してみました。

大きな改善点としては、以下のものが挙げられるでしょう。

 ●Webインターフェイスでどの画面を開いていてもアラートが通知される
 ●アラートのサウンドを障害のレベルに合わせて変更できる
 ●設定時、ホストとテンプレートがメニューレベルで分離されアクセスしやすい
 ●マップ作成時、自動整列できる
 ●各所の日付や時刻の表示形式が日本人になじみの書式に近づいた
  (多くの箇所でカスタマイズ可になった)
 ●グラフのトリガーの閾値ラインが強調される

新機能も追加され、それらの概要に関しては、以下のURLをご確認下さい。
http://www.zabbix.com/documentation/1.8/manual/about/what_s_new_1.8.3

あと、以前書いた「大量に送受信を行うネットワークのnet.if.in[]やnet.if.out[]の値がある程度以上超えるとzabbix-server側で保存しなくなります。」という問題に関しては改善されていて、iSCSIで多くの通信量が発生するネットワークの利用状況を把握できるようになりました。

よかったよかった。

2010年8月14日土曜日

Zenoss Core 3.0をCentOS 5.5にインストール

Pandoraと比べたら、こちらは簡単。

手順は、以下の通り。

1.必要なパッケージを事前にインストール

 yum -y install mysql-server net-snmp net-snmp-utils gmp libgomp libgcj liberation-fonts

2.MySQLを起動

 MySQLのrootのパスワードを一時的に空にしておく。

3.パッケージのインストール

 rpm -ivh zenoss-3.0.1.el5.x86_64.rpm

4.zenossの起動

 service zenoss start

5.ZenPacksのインストール

 rpm -ivh zenoss-core-zenpacks-3.0.1.el5.x86_64.rpm

6.WebUIへの接続

  http://IPアドレス:8080/

 管理者のパスワードと別のアカウントのアカウント名とパスワードなどを入力。
 その後、とりあえずホストは登録せずにUIへ。


注意点:
 /etc/hostsファイル内のlocalhostと通常のFQDNのホスト名との対応を分けて設定すること。


あとは、さらに監視対象の登録や項目の変更なのですが、PandoraもZenossもユーザビリティが悪いので、マニュアル見ないと設定できません。
暇をみて調べてみようとは思いますが、このあたりはZabbixの方がはるかに優れてますね。

とはいえ、ZenPacksに色々気になるのが入ってる~。AWSとかXenとか。
このへんの中身は別途参考になるかも。

Pandora FMS 3.1をCentOS 5.5へインストール

Pandora FMSを利用した運用監視サービスをするというニュースを見て、使ってみたことがなかったので、インストールしてみました。

本家は↓です。
http://pandorafms.org/

サイト上は、CentOS/RedHatのRPMも公開したと書かれていますが、以下のURLにある「RPM (RHEL5, CentOS5, Fedora11)」と「依存ファイルとその他ツール (linux)」の両方にあるCentOS/RedHat用のRPM全てを利用してもインストールできないのでご注意ください。

http://pandorafms.org/index.php?sec=project&sec2=downloads&lng=jp

具体的には、

 ●標準のリポジトリやrpmforgeから以下のパッケージのインストールが必要

  標準:
   perl-HTML-Parser
   net-snmp-utils
  rpmforge:
   perl-IO-Interface-1.05-1.el5.rf.x86_64.rpm
   perl-Mail-Sendmail-0.79-1.2.el5.rf.noarch.rpm
   perl-NetAddr-IP-4.027-1.el5.rf.x86_64.rpm
   xprobe2-0.3-1.el5.rf.x86_64.rpm
   graphviz-2.22.0-4.el5.rf.x86_64.rpm

 ●標準のRPMと一部のファイルが競合しているパッケージがある

   php-pear-xml_rpc-1.5.3-0.rhel5.noarch.rpm

 ●一部、PHP 5.2以降にしかない関数を利用している

です。
2番目の競合は、無理やり上書きでRPMをインストールしました。
3番目は、CentOS 5標準のPHP 5.1でも動くよう、htmlentities()を呼び出している部分の引数を変更したり、json_encode()を探して対応しました。

今回は、1台のサーバに「Server」「Agent」「Console」全てをインストールしました。
インストールの手順の流れは以下の通りです。

1.必要なRPMを事前にインストール

2.エージェントのインストール

  rpm -ivh pandorafms_agent_unix-3.1-1.rhel5.noarch.rpm

3.サーバのインストール

  rpm -ivh pandorafms_server-3.1-1.rhel5.noarch.rpm

4.コンソールのインストール

  rpm -ivh pandorafms_console-3.1-2.rhel5.noarch.rpm

 インストール後に、PHP 5.1用の修正を行う。

5.MySQLの起動
 必要に応じて/etc/my.cnfを設定後MySQLを起動して、DB上のrootユーザのパスワードを設定する。

  service mysqld start
  mysqladmin -uroot password パスワード

6.Webサーバの起動

  service httpd start

7.初期設定用URLにアクセス
 ライセンスの確認したりDB接続用のアカウントやパスワードの設定する。
 途中PHPが5.1であることに警告が表示されるが強制的にインストールを選択する。

  http://IPアドレス/pandora_console/install.php

 設定が終わると、サーバに設定するパスワードが表示されるのでメモしておく。

8.サーバの設定

 /etc/pandora/pandora_server.conf内のdbpassを先ほど表示されたパスワードに変更する。

9.サーバを起動

  service pandora_server start
  service tentacle_serverd start

10.エージェントの起動

  service pandora_agent_daemon start


ということで、RPMの依存関係がちゃんと設定されていなかったり、標準では対応していない関数を利用していたり、手でソースを直さないとCentOS 5では動かないのでご注意を。